ツツジの強剪定の流れ・方法
2025.11.30更新NEW
皆さん、こんにちは！加須市の植木屋、中島造園の中島です。
今回はツツジの強剪定の流れ・方法についてお話します。
ツツジは基本的に
バッサリと切る剪定を必要としません。
しかし大きく成長しすぎた場合や
樹形が乱れた場合に
強剪定を行うことで
新しい芽が出やすくなり
健康的な成長を促せます。
剪定の適切な時期は
花が終わった直後の5月～6月です。
この時期を過ぎると
翌年の花芽が形成されるため
花芽を切り落としてしまう可能性があります。
剪定の手順ですが
まずは剪定バサミや剪定ノコギリなどの
道具の準備をします。
次に枯れ枝や不要な枝の除去をします。
この時に枯れた枝や病気の枝、
内向きに伸びる枝などを
根元から切り取ります。
また、密集部分の間引きです。
枝が込み合っている部分を間引いて
風通しを良くします。
次に樹形の調整です。
全体のバランスを見ながら
理想の樹形になるように
枝をカットします。
最後に切り口の処理です。
太い枝を切った場合は
切り口に融合剤を塗って
病害虫の侵入を防ぎます。
剪定後のケアですが
剪定後は適切な水やりと肥料を与えます。
そうすることで
ツツジの回復と成長を促します。
また、定期的な軽い刈り込みや
樹形を維持して風通しを良くすることで
病害虫の発生を防ぐことができます。
最後に注意点ですが
強剪定を行うと
翌年以降の花付きが悪くなることがあります。
特に夏以降に枝先を切ると花芽を失い
翌年は花が咲かない可能性が高いです。
そのため根元から切りすぎたり
花芽を切りすぎたりしないように
注意しましょう。
簡単ではありますが
ツツジの強剪定の流れ・方法についてお話をしました。
解説動画はコチラ！
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