施工事例:コニファー(ウィチタブルー)の剪定|加須市・久喜市の植木屋 中島造園
2025.07.26更新NEW
こんにちは。加須市・久喜市で植木屋を営んでおります、中島造園です。
「庭木が大きくなってきて困っている」「お隣や道路にはみ出してしまった」——このようなお悩みをお持ちの方は、多いのではないでしょうか。
今回は、実際にご依頼いただいたコニファー「ウィチタブルー」の剪定事例を、写真を交えながらご紹介します。
普段のお手入れが難しい木も、剪定方法ひとつで美しさや管理のしやすさが大きく変化します。
「プロはどこに気を配っているのか」など、日々の現場で大切にしているポイントも交えて分かりやすくまとめました。
剪定や造園をご検討中の方に、安心してご相談いただくきっかけとなれば幸いです。
コニファーの剪定と作業のポイント
2025年7月上旬、久喜市のお宅で道路沿いのコニファーの剪定をご依頼いただきました。
コニファーは成長が早く、いつの間にか枝葉が大きく広がってしまうことも少なくありません。
現場の状況とお客様からのご相談
今回ご相談のきっかけとなったのも、やはりコニファーの成長でした。
枝葉がお隣の敷地にはみ出しそうになっており、こうした状況は見た目はもちろん、ご近所への影響も気になるところです。
庭木が成長しすぎることで、次のようなお悩みにつながりやすいです。
- ● 庭木が大きくなりすぎて隣家や歩道にはみ出してしまう
- ● 樹形の乱れや圧迫感が出て、家全体の印象が重くなる
- ● 手入れが追いつかず、落ち葉や害虫などの管理リスクが増す
特にコニファーのような常緑樹は、一年を通して葉が茂っているため、気づかないうちにボリュームが増してしまいます。
ご近所への影響も考えると、木が大きくなりすぎる前にお手入れをしておくと安心です。
剪定でこだわったこと
お客様のご心配を解消し、安心していただけるよう、今回の作業で私がこだわったのは以下の点です。
- ● 全体の高さを約50cm抑え、道路側・隣地側への張り出しを20cmほど内側に調整する
- ● コニファー本来の美しい樹形を保ち、強剪定を避けてあくまで自然な仕上がりに見せること
- ● 作業中に切った枝葉がお隣に落ちてご迷惑にならないよう、養生シートを丁寧に敷くこと
見た目がすっきりするだけでなく、風通しが良くなることで病害虫の予防にも繋がります。
お客様が毎日気持ちよくお庭を眺められるように、そんな想いを込めてハサミを入れさせていただきました。
コニファー剪定のビフォーアフター
「植木屋さんに剪定を頼むと、どれくらい変わるんだろう?」と、気になっている方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは実際の写真とあわせて、私がどんな点に気を配りながら作業を進めたのか、お話しさせてください。
剪定前の状況
お伺いした時のウィチタブルーは、高さ3mほどにまで育ち、このままでは枝葉が道路やお隣の敷地に影響するリスクがありました。
綺麗な円錐形は保っていましたが、枝先がフェンスに触れそうになっているのを見ると、このままではご近所にご迷惑がかかってしまいそうな状況でした。
見た目はもちろんですが、落ち葉の掃除や、枝葉が密集することによる害虫の管理も大変だったと思います。
剪定後の仕上がりと作業のポイント
今回の作業では、まず全体の高さを50cmほど抑えて2.5m前後のすっきりとしたバランスに調整しました。
幅も、道路側・隣地側に張り出していた部分を20cmほど詰め、フェンスの内側にしっかり収まるように仕上げています。
ただ刈り込むのではなく、この木が本来持っている自然な円錐形を活かしつつ、枝先をきれいに整えるのが職人としての腕の見せどころです。
葉の密度も適切に調整して、風通しを良くしています。こうした手入れによって、蒸れや病気を防ぐことにもつながります。
また、作業中は切った枝葉が飛ばないよう、シートでの養生を徹底します。
お隣や道路を汚さず、きれいに作業を終えること。
当たり前のことですが、私が常に大切にしている配慮の一つです。
作業後、お客様には「要望通りの仕上がりに満足している」とお喜びの声をいただきました。
こうしてお客様に安心していただけることが、何よりのやりがいです。
プロが解説!コニファー剪定で気をつけたいこと
ウィチタブルーのようなコニファーは一見お手入れが簡単そうに見えて、実は剪定のやり方次第で樹形や健康に大きな差が出る木です。
私の過去の現場経験をもとに「これは注意してほしい」と思うポイントをいくつかご紹介します。
1.外側を深く切りすぎて内部の茶色い葉が見えてしまう
コニファーは外側こそ鮮やかな緑ですが、内側には日が入りにくい分、どうしても茶色く枯れた葉が残りがちです。
表面を一気に刈り込むと、その部分が目立ってしまい、「せっかく剪定したのに思ったほどきれいじゃない」ということになりやすいです。
2.強く切り詰めてしまい、形が崩れてしまう
コニファーは一度強めに切り戻すと、そこから新芽がなかなか出てこないことがあります。
無理に形を小さくしようとして切りすぎると、樹形が不自然になり、最悪の場合は元通りにならないこともあります。
私は、毎年少しずつ浅めに剪定して、自然な形を維持することを心がけています。
3.タイミングを間違えて枝先が傷む
コニファーの剪定は、真夏や真冬など木に負担のかかる時期を避けるのが基本です。
できれば梅雨前後や秋口など、木に負担がかかりにくい時期を選んであげてください。
時期を間違えると、一気に元気がなくなったり、枝先が枯れてしまうことがあります。
4.長期間放置して、一度に切り詰めるリスク
コニファーは成長が早く、放っておくと後で強い剪定が必要になりがちです。
その場合、木に負担がかかりやすく、色の変化や枯れにつながることも多いです。
やはり、こまめに手を入れてあげることが大切です。
現場では、木の状態やその年の気候、日当たりや風通しなど、いろいろな条件を見ながら一枝一枝作業しています。
こういった細かな配慮こそが、コニファーの美しい樹形と健康を保つポイントです。
もし「どこまで切ればいいのか迷う」「前に自己流でやってうまくいかなかった」ということがあれば、無理せず私たち専門業者にご相談いただければと思います。
お客様のお庭や木の状態に合わせて、最適なご提案をさせていただきます。
加須市・久喜市で植木の剪定・伐採・造園をご希望の方へ
加須市や久喜市で「庭木の剪定や造園をどこに頼もうか」と迷われている方、ぜひ一度私たち中島造園にご相談いただければと思います。
植木屋として、剪定や伐採はもちろん、芝張りや草刈り、植木の販売や空き家のお庭管理など、地元密着ならではの幅広いサービスをご用意しています。
それぞれのお庭や暮らし方に合わせたご提案を、私自身が一軒一軒ていねいに行っています。
私たちが大切にしていること
現場では「見た目だけ整えればいい」という仕事はしません。
お手入れのしやすさや、木の健康、そして何よりお客様の安心を第一に考えています。
剪定や伐採のときも、枝葉が隣地や道路に落ちないよう、シートでしっかり養生するのが私のこだわりです。
樹種や季節ごとに適した方法を選び、その木らしい自然な姿を大切に仕上げています。
作業後もアフターフォローを心がけ、ご縁を大切に長いお付き合いができるよう努めています。
こんなお悩み、お気軽にご相談ください
- ● 庭木が大きくなりすぎて手に負えなくなった
- ● 隣地や道路にはみ出して、近隣への配慮が心配
- ● 美しい庭を保ちたいけれど、自分ではなかなか管理が難しい
- ● 空き家や使っていない庭の草刈りや管理で困っている
こういったお悩みをお持ちの方は、どうぞ遠慮なくご相談ください。
加須市・久喜市周辺で実績のある植木屋として、私が直接お伺いし、一軒一軒のご事情に合わせて対応させていただきます。
まとめ|剪定は見た目だけじゃない、暮らしの快適さと安全性も
コニファーのように成長が早い庭木も、適切に剪定することで美しさだけでなく、毎日の管理やご近所への配慮にもつながります。
「どこまで切ればいいか分からない」「自分でやるのが不安」といったお悩みも、専門家の知識と経験でしっかりサポートできますのでご安心ください。
加須市・久喜市で植木の剪定や管理にお困りの際は、どうぞ私たち中島造園までご相談ください。
お客様のご要望に丁寧に寄り添い、最適なご提案をお約束します。